2013年1月1日火曜日

おめでとうございます


新年あけましておめでとうございます。

今年も皆様にとりまして良い年となりますことを
お祈りいたします。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

 
もうすでに初日の出や初詣に行かれた方も
多いと思います。神事は私たちの仕事では
多く行われます。新築を建築する場合はほとんど
の方が地鎮祭を行います。土地に宿る神様や
そこで生きている草花やいきものに対して建築
することの報告をします。良くお祓いということで
その土地に宿る悪いものを祓うような印象もありま
すが安全祈願など含んだ広い意味で行います。

 
少し、この機会に初詣の事を話してみたいと思います。

神道は、日本人の暮らしの中から生まれた信仰といえます。
遠い昔、私たちの祖先は、稲作をはじめとした農耕や漁撈
などを通じて、自然との関わりの中で生活を営んできました。
自然の力は、人間に恵みを与える一方、猛威もふるいます。

人々は、そんな自然現象に神々の働きを感知しました。
また、自然の中で連綿と続く生命の尊さを実感し、あらゆるものを
生みなす生命力も神々の働きとして捉えたのです。
そして、清浄な山や岩、木や滝などの自然物を神宿るものとして
まつりました。やがて、まつりの場所には建物が建てられ、神社が
誕生しました。

私たちは人生の節目に神社に参拝します。母親のお腹にいる時
に帯祝い。生まれてからお宮参り。七五三。厄年のお祓い・・・

初詣はお正月に、新しい年を迎えることができたことを感謝して
今年がさらに良い年になるように家族の安泰、健康を願い参拝
することです。お願いすることよりも感謝することが大切です。
それを忘れないようにして参拝することです。それから参道は
中央を外して通り鳥居をくぐるときは軽く一礼します。いろいろと
作法はありますが一番大切なのは感謝の気持ちでしょう。

伊勢神宮の事や自分たちの住んでいるところの氏神様の事を
知りたいときは全国8万社の神社を包括している神社本庁の
ホームページを見ると勉強になります。

http://www.jinjahoncho.or.jp/index.html