経営者の勉強会で他社の経営理念の話を聞いてきました。
経営理念の浸透が会社経営には必要な事を痛感しました。
改めて当社の理念も深堀する時期が来ているようです。
経営理念の構築には創業者の精神や想いが大切です。
私の創業の想いは阪神淡路大震災の被災地を見た時に
感じた事から始まっています。
1995年1月17日午前5時46分M7.3の地震が阪神淡路地方に
起きました。死者6434人を出しました。約20秒の揺れで
住宅の全、半壊が249180棟。その倒壊した住宅の下敷き
によって約5000人の命が奪われました。その現場を見た
私は涙が止まりませんでした。二度と目の前にある悲惨な状況は
見たくないと思いました。家が倒壊した原因のほとんどが
重たい屋根瓦と耐震性能の低い住宅だという事が解りました。
私は「命を守る家づくり、安全で安心できる住まいづくり」を
使命とし、キャプテンを創業しました。
想いだけからのスタートですので何の資本もありませんでした。
同じ想いを抱いていただいた材料メーカーさんや職人さんの
協力で立ち上げる事が出来ました。今は、注文住宅・リフォーム・
メンテナンスと幅広く対応する住宅会社に育てて頂きましたが
創業時は住宅の重たい瓦を軽い瓦へと葺き替える提案を専門
としていました。年間200棟以上のお仕事を頂いていました。
一軒でも多くの家を地震による倒壊から守りたいと言う想いで
仕事をしていました。
住まいは、人が生活していく上の必要条件です。その住まい
で幸せな家庭が育まれます。私は住まいづくりという仕事は
お客様の幸せな家庭づくりに直接貢献できる素晴らしい
仕事だと思っています。この仕事を通じて私たちも幸せに
なります。このような思いから出来た当社の経営理念は
「住まいづくりは幸せづくり」です。
私たちは、ひとりでも多くの人が、幸福な生活をするために
安全で安心できる、快適な環境の住まいづくりをいたします。