2012年7月13日金曜日

経営理念

経営者の勉強会で他社の経営理念の話を聞いてきました。

経営理念の浸透が会社経営には必要な事を痛感しました。

改めて当社の理念も深堀する時期が来ているようです。

経営理念の構築には創業者の精神や想いが大切です。

私の創業の想いは阪神淡路大震災の被災地を見た時に

感じた事から始まっています。

1995年1月17日午前5時46分M7.3の地震が阪神淡路地方に

起きました。死者6434人を出しました。約20秒の揺れで

住宅の全、半壊が249180棟。その倒壊した住宅の下敷き

によって約5000人の命が奪われました。その現場を見た

私は涙が止まりませんでした。二度と目の前にある悲惨な状況は

見たくないと思いました。家が倒壊した原因のほとんどが

重たい屋根瓦と耐震性能の低い住宅だという事が解りました。

私は「命を守る家づくり、安全で安心できる住まいづくり」を

使命とし、キャプテンを創業しました。

想いだけからのスタートですので何の資本もありませんでした。

同じ想いを抱いていただいた材料メーカーさんや職人さんの

協力で立ち上げる事が出来ました。今は、注文住宅・リフォーム・

メンテナンスと幅広く対応する住宅会社に育てて頂きましたが

創業時は住宅の重たい瓦を軽い瓦へと葺き替える提案を専門

としていました。年間200棟以上のお仕事を頂いていました。

一軒でも多くの家を地震による倒壊から守りたいと言う想いで

仕事をしていました。

住まいは、人が生活していく上の必要条件です。その住まい

で幸せな家庭が育まれます。私は住まいづくりという仕事は

お客様の幸せな家庭づくりに直接貢献できる素晴らしい

仕事だと思っています。この仕事を通じて私たちも幸せに

なります。このような思いから出来た当社の経営理念は

「住まいづくりは幸せづくり」です。

私たちは、ひとりでも多くの人が、幸福な生活をするために

安全で安心できる、快適な環境の住まいづくりをいたします。