2012年6月26日火曜日

屋根診断

本日は8年前に玄関や水廻りをリフォームして頂いた

お客様からご相談がありました。雨漏りでお困りとの

ことです。屋根診断に社員さんと一緒に行って来ました。

築36年のお家で屋根は和型の陶器瓦です。

瓦の割れもなくしっかりしているのですが強風時の

雨では和室に漏ってしまうそうです。屋根かわらをめくって

調査すると雨跡がたくさん見つかりました。

陶器瓦は焼きものですので一枚一枚多少かたちが

違います。つなぎ目から強風を伴う雨の場合は雨水が

浸入します。万が一吹き込んだ雨でも家の中に漏らないように

瓦の下に防水シートが張られているのです。今回は築36年

という事もあり防水シートのアスファルトルーフィングが劣化

してしまっています。また、桟木で堰き止められてしまった

雨水が釘穴を伝わって屋根裏に水がまわっていきます。

毛細管現象が起きていたのです。





















修理のご提案としては雨漏りされた範囲の既存瓦をめくり

防水シートをゴムアスファルトルーフィングに張替えます。

壁周りののし瓦を積みなおします。