本日は8年前に玄関や水廻りをリフォームして頂いた
お客様からご相談がありました。雨漏りでお困りとの
ことです。屋根診断に社員さんと一緒に行って来ました。
築36年のお家で屋根は和型の陶器瓦です。
瓦の割れもなくしっかりしているのですが強風時の
雨では和室に漏ってしまうそうです。屋根かわらをめくって
調査すると雨跡がたくさん見つかりました。
陶器瓦は焼きものですので一枚一枚多少かたちが
違います。つなぎ目から強風を伴う雨の場合は雨水が
浸入します。万が一吹き込んだ雨でも家の中に漏らないように
瓦の下に防水シートが張られているのです。今回は築36年
という事もあり防水シートのアスファルトルーフィングが劣化
してしまっています。また、桟木で堰き止められてしまった
雨水が釘穴を伝わって屋根裏に水がまわっていきます。
毛細管現象が起きていたのです。
修理のご提案としては雨漏りされた範囲の既存瓦をめくり
防水シートをゴムアスファルトルーフィングに張替えます。
壁周りののし瓦を積みなおします。