今朝は台風4号の接近に伴い大雨でお客様からの
電話が多かったです。雨漏りに関する苦情と問合せです。
苦情は過去に屋根工事のリフォームをしたお客様から
リフォームしたのに何で漏るの・・・。と言うお叱りです。
直ぐに修理して欲しいと言われるのですが・・・
雨も降っているし風も吹いているので天気が回復してからという事で
了解して頂きました。屋根を全部葺き替えた場合は雨漏りの可能性は
低いのですが修理で依頼を受けた場合は正直、台風や大雨で時々このような
お叱りを受けます。何とか大掛かりにならずに快適に過ごして頂きたい
という想いから営業が低予算で受注してくるのですが、屋根職人さんとも
いつも協議するのですが屋根全体が経年劣化している場合の部分
修理はとても難しいのです。請ける場合は保証はできないと言うのが本音です。
それを了解して頂かないと難しいのです。年数の経っている屋根は
全体がズレでいたり防水下地が破れている場合も多いのです。
屋根吹き替えまたはカバー工法による全面葺き替えが理想です。
しかし、請けた以上は責任を持って対応しなければなりません。
天気が回復したら屋根職人さんと調査並びに修理にお伺いします。
このように一見遠目に見ると良さそうでも・・・
棟の取り合い部分などは劣化が進んでいます。
瓦をめくって調べると雨水がまわっています。
このように葺き土がある場合はある程度、土が水を吸い取るので
漏らない場合もありますが下地材が破損している場合は室内に
漏ってしまいます。築20年を過ぎると屋根の壁際や面戸と呼ばれる
部分の漆喰が劣化しています。雨漏りは嫌なものです。
屋根工事の会社からスタートした会社としてはこれからも
雨漏りや屋根の工事に対してはスキルの向上を目指したいと思います。